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建築リフォームガイド

ペットにボロボロにされた部屋をどうしたらいい⁉


ペットにボロボロにされた部屋をどうしたらいい⁉どうしたらボロボロにならないの⁉

「ペットのいたずら対策でお部屋のお手入れをどうするか!?」について

猫や犬といったペットを飼っていると襖や柱、畳を爪とぎに使われたり、ソファーやテーブルをかじられてボロボロにされたりしてかなりひどい状態になりますね。

そこで、ペットにボロボロにされた部屋のリフォームを考えてみました。

まずは、自分でできる事はないのかを調べてみました。

 猫や犬などのペットと暮らす家では、リフォームリノベーションで解決できる項目は、おおよそ下記になります。

【リフォーム・リノベーション】で解決できる項目

1.臭い対策として
・ニオイ対策として脱臭力の高いナノイー発生器を設置する
 [・・・4~6.5万円/1台(取付施工費別)]

 ・ニオイ対策として換気量を増やすために、窓を増設する
 [・・・5~30万円/1箇所(取付施工費別途)]

 ・ニオイ対策として壁や天井を消臭・調湿効果がある壁紙や塗装剤に取りかえる
  自然素材を使いたい方には、「珪藻土」などがあります。

※各商品ごとに特性等がかなり詳しく紹介されていますので、メーカーなどのWEBカタログを確認して自分の好みに会うものを選ぶと良いと思います。


2.壁紙クロスの保護として
壁のいたずら対策をするには、ペット用壁紙・腰壁がありますが、ペット用の壁紙は丈夫で掃除しやすく、かつ消臭効果や脱臭機能のある壁紙材です。

「ペット用壁紙クロス」は一般的なビニールクロスよりも、ひっかき傷に強く、抗菌・消臭加工されている製品で商品の種類も各メーカーからたくさん出ています。
また、壁を上下の堺に見切り材(モールディング)を入れて貼り分けて、キズや汚れがひどくなったら部分的に張り替えていくといった工夫もできます。

壁の下側に、傷・汚れに強い「腰壁」を設置する方法も有効と思われます。腰壁専用の板やパネル材もいろいろあります。
室内飼育の大型犬では、身体を壁に擦り付けるなどの行動を取ったりしますので、その場合、壁紙での対応よりも腰壁での対応が適しています。

3.フローリング・床材をペット用のものに交換する

「ペット用フローリング」「ペット用クッションフロア」という商品も出ています。ペットの足腰に優しく、消臭・抗菌機能付きの物が多く販売されています。

掃除しやすい床材にした上で、洗濯しやすいタイルカーペットやマットを併用することもお勧めです。

また、フローリング交換時に、防滑処理された床材「ワンラブフロア」を選択することもお薦めです。
ペットや家族が床の滑りが原因で足関節や腰を痛めたりすることを防げます。汚れに強く、軽く水拭きするだけで、掃除もできキズも付きにくい商品です。

4.扉・ドアのいたずら防止として
室内ドアの開けっぱなし対処法は、鍵を追加するか、ドア自体を開閉しにくい物に交換することです。

網戸のいたずら防止をしたい方は、ステンレス製のネットに張り替えてみてはいかがでしょうか。ステンレス製のものは、一般的な網戸ネットより高額ですが、破れにくく頑丈です。

 また、「猫用ドア」「犬用ドア」を、リビングの壁やドアなどに取り付ける方法もあります。犬・猫用ドアは、取り付けただけでは出入口としてすぐには認識してもらえないことが多いようですので扉部分が半透明などで先の様子がわかり安心してくぐり易くした工夫の施したものが適しています。

5.遊び場作りや、庭・ベランダの安全対策として
運動不足・ストレスの解消のため、ペットが自由に遊べる「キャットウォーク・キャットタワー」「ドッグラン」などスペースが許容されるのならば室内もしくは庭やベランダに作ってあげるとペットがそこでストレス発散できて良いと思います。ベランダの場合は、転落防止措置をしっかりと講じて安全対策しましょう。
 
6.キッチンは、リビングのペットを見守れる対面式がお勧めです
現在、壁付けタイプのキッチンの場合には、キッチンの向きや位置を変えて「対面式」にしておくと、リビングや庭で遊ぶペットの様子を見守れますので参考にして下さい。
また、新築する際には、ペットやお子様の様子が見守れるような、広範囲を見渡せるような間取りをお勧めします。


弊社ではペットのことは、愛犬家・愛猫家住宅コーディネーター、愛玩動物飼養管理士が対応できます。また、子育て世代に優しい住宅の間取りを考案していますので、ご相談ください。
7.ガスコンロについて
猫のいたずで不安な場合には、フタやチャイルドロック機能付きの「IHクッキングヒーター」に変更することで対策が取れるのではないでしょうか。ガスコンロでもチャイルドロック機能付きのものもありますので、ご自身に会うものを選ぶと良いと思います。
また、ペットが口にすると危険な食べ物が多いキッチン廻りへの侵入防止にペット柵を設けるなどの対策も必要となります。

まずは出来ることからチャレンジして
ペットの居住空間は、昔と違い室内になってきています。壁や床材、ドアの変更または、塗装等の加工等は施工業者にお願いしないとできませんが、自分で注意をしたり、DIYできそうなところもありますので、まずは出来ることからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 なお、お家のこと・ペットのことでのご相談は、愛犬・愛猫と暮らしやすい家を提供する、株式会社グッドワンにお気軽にご相談ください。